ソムリエールのブログ

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春の夜空の女子会

日が落ちた頃、夜空の高い位置に輝く宵の明星。
息子に「あの明るい星が金星だよ」と言うと「すばるの近くの星?」との答え。

私が子供の頃に見つけられる星はカシオペア座かオリオン座くらいでしたが、車山で生まれ育った息子は幼い頃に教えた「すばる」が夜空の道標になっているのだなぁと嬉しく思った瞬間でした。

今週末に和名「すばる」ことプレアデス星団が金星と大接近し、金星がプレアデスの中にいるように見えるそうです。
プレアデスはギリシャ神話の7人姉妹。そこにヴィーナスが遊びに来て桜を見ながら女子会でもするのかな?と想像すると夜空がなんだか楽しそうに見えて来ます。


2020-04-03
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

春の合図

長野や新潟では雪解けの山に残る雪形に様々な名前をつけ、農作業開始の目安として来ました。

妙高山の「跳ね馬」、五竜岳の「武田菱」、常念岳の「常念坊」が有名ですが、私が車山に住み始めた12年前からある雪形が気になっていました。

八ヶ岳の「ピカチュウのしっぽ」
これが出ると春が来たなぁと息子と一緒に盛り上がっていたのですが、皆あまり山を見ないのか雪形という概念があまりないのか麓の友人に話しても「そう言われるとそうだね!」といった反応です。

いつもの風景に季節ごとの名前があるのは良いですね。


2020-04-02
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

雪の足跡

雪が積もった日の朝、真っ白なキャンバスに自分の足跡を残すのが子供の頃の楽しみでした。
山に住んでいると野生のシカ、キツネ、ウサギが真っ先に足跡をつけてしまいますが、我が家では大きさ約20cmの元気なヒトの足跡も負けじとパタパタ弧を描いています。

では写真の小さな足跡は誰のものか分かるでしょうか?

足跡の主も写り込んでいますが。。「雪」の足跡です。
小さな雪玉が一生懸命歩いて来た!と想像すると何だか可愛く見えてきます。

車山道中膝栗毛。目指すは諏訪大社でしょうか?


2020-03-25
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

煙が目にしみる

1杯のプイィ・フュメ。
横にはデセール用にしっとりと焼き上げたチーズケーキ。
それは運命を感じる偶然の出会いでした。

ソーヴィニヨンブランから溢れる強いミネラル感と、さっぱりとしたチーズケーキの酸味が絶妙なバランスでお互いを尊重していて最高のマリアージュ。
ワインにおいて「マリアージュ」とは名ばかりではなく、本当にロマンチックな出会いの事だと実感しました。

プイィ・フュメの「Fume」は煙という意味なので、頭の片隅で流れる曲はプラターズの「煙が目にしみる」
♪They asked me how I knew my true love was true
Oh, I of course replied Something here inside cannot be denied

ロマンチックな曲ですが最後は恋を失ってしまう内容。。。
最高のマリアージュを飲み終わってしまった悲しみで煙が目にしみるのです。


2020-03-22
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

火のある空間

朝晩はまだ冷え込むのでチェックインの時間にはリビングの暖炉に火を点けます。
古いタイプの暖炉なので焚き火のように薪は燃えていき、あまり暖をとることは期待できませんが、それでも空間に炎がある事で人の心は落ち着いたり感性がくすぐられたりするものですね。

太古からの人間の記憶として火の周りは生きるための「食」であり「絆」の場所であることが今でも残っているのではないかなとも思います。

炎はパワーが強いので魅入られてしまうとも言いますが、現代の生活では炎を見る機会も少ないので原始的なパワーをチャージしてもらえればと思います。


2020-03-20
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

夕焼けに揺れる四季桜

雪をのせた冷たい風が舞う三月。
そんな風に耐えるかのようにソメイヨシノの蕾はまだ硬くじっと春を待っていますが、その横で四季桜が淡い夕暮れの光に揺れていました。

今春はあちこちで桜まつりが中止となっていますが、そんな時は名所ではない桜を探してみるのも楽しいですね。
お気に入りの桜の木はどんな景色に溶け込んでいるでしょうか。


2020-03-17
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

春の粉雪

暖冬で雪の少ない車山ですが、翌日には消えてしまうような名残り雪でワインを冷やすことはできます。

シャトーメルシャン「椀子シャルドネ2018」
長野県上田市丸子地区・椀子ヴィンヤードのとてもきれいなシャルドネです。

一口ごとに繊細な余韻を残しながら消えていく、まるで春の粉雪のよう。
フレッシュな旬野菜とのシンプルマリアージュが良さそうなイメージです。


2020-03-12
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

春の音の訪れ

雪が降り雨が降り、青空が広がり、夕焼け雲が穏やかな色彩で一日を締めくくる三寒四温の三月。

ここ数日気温が上がっていた車山では鳥達が生き生きとさえずり始め、ゲレンデでは雪解け水が可愛らしい音をたてて流れています。

山の春は花の開花ではなく「春の音」から訪れます。


2020-03-11
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

大人の食育

ラ・メイジュのジビエ鴨は外の木箱で稲藁と一緒に熟成させています。
チェックインのお時間にもよりますが、ジビエをオーダーされた方には毛をむしる前の鴨をお見せしています。

料理として完成する前の素材の状態をお客様にお見せできる機会を持てる事。またそれが中々見る機会のない生き物だという事。

自信を持って大人の食育のひとときだと思います。


2020-03-04
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

ソムリエール経験値

お客様のテーブルでのワイン抜栓は、ゆっくりと会話ができるひと時でもあります。

オールドヴィンテージワインの抜栓となると一気に緊張感が高まりますが、何年も抜栓し続けていると抜栓失敗にも動じなくなってきます。
コルクがどうにも動かない、コルクが折れる、瓶の中にコルクがおちる。。。様々な状況を経験しながら解決策を習得してこられたと思っています。

コルクが折れるより何より今までで一番焦った場面は、1才の息子をおんぶしてサービスしていた頃、息子の足がテーブルのワインボトルを見事にキック!大惨事にならなかったのが幸いでしたが心臓が止まる思いでした。

息子の話は余談として、たくさんの方のワインオーダーが私の大切なソムリエール経験値となっています。


2020-03-02
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ
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TEL.0266-68-3939
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