ソムリエールのブログ

< 前へ| 1  2  ...  32  33  34   35  36   ... 38  39  |次へ >

読書のススメ

ワインに関する本も色々と出版されていますね。
私の場合、なかなか新刊で買う事はないので、古本屋での出会いが鍵となります。
今日のオススメのワイン作品は、


「ワインが語るフランスの歴史」
山本 博 著(白水社)

ジャンヌ・ダルク、十字軍、フランス革命、ナポレオン…  と、誰もが少しは耳にした事があるフランスの歴史。
その中で、フランスワインがどのように存在し、発展してきたのかが、とてもドラマチックにまとまっていて、興味深く読み込める1冊です。

ラ・メイジュのリビングの本棚に置いてあるので、お越しの際にはぜひ手に取ってみて下さい。各章(約6~9ページ)ごとで読み切りになっているので、興味のある歴史や、ワインの章だけを読んでも良いと思います。


2010-10-20
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

太陽の香りいっぱい

先日、御宿泊のお客様からワインをお預かりしました。

「CHATEAU GRUAUD-LAROSE 1993」

シャトー・グリュオー・ラローズ
メドックの格付け2級シャトーの赤ワインです。

ワインを嗜むきっかけとなった思い入れのあるワインとの事で、そんなワインをテイスティングさせて頂けると、そのワインへの思いを少し共有したような気持ちになり、とても幸せを感じます。

グラスに注いだ直後は、ひなたぼっこをしている猫に頬を寄せた時のお日様の香り。しばらくすると、太陽でふかふかになった干し草の香りに。

野性的で、太陽と土の香りいっぱいの力強いワインを楽しませて頂きました。


2010-10-19
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

プレジデント

少し前の「クラムボン」のブログで触れた、庭のコナシ。

木の枝が建物の壁や屋根にぶつかると、建物が傷んでしまうので、3つに別れている株のうち、2株を切る事になりました。
ちょうど上の方に色付いた実が多かったので、切り倒した株の上の方から、コナシの実を収穫しました。

キレイに洗って、乾かして、傷のあるものを選り分けて「さあ、あとは漬け込むだけ!」と思ったら、瓶がないっ…


そんないきさつで、ラ・メイジュのBARの空き瓶に漬け込んだのですが…

…調べてみると、
バーボン誕生200年と、アメリカ初代大統領就任200周年を記念して、1989年に発売された「I.W.ハーパー プレジデント リザーブ」という今では入手困難なバーボンの瓶だそうです。

プレミアム・バーボンの香りが贅沢な果実酒になる事でしょう。


2010-10-18
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

秋の花で装う

フレンチのテーブルセッティングで、ひとつのアクセントとなるのがナプキンです。

ラ・メイジュでは普段「帽子」と呼ばれる、一般的な折り方のナプキンでセットしていますが、気分を変えてみようと時々折り方を変えてみます。

私が勝手に「クレープ」と名付けた折り方でセットすると、スタッフとこれを花束にしようと盛り上がり、さっそくハサミを持って庭周辺へ。

真っ赤に色付いたドウダンツツジと、キレイな紫色の萩の一種でしょうか。
テーブルがパッと華やかになりました。

秋の花々は、とても上品な色と形で情緒的なものが多いなぁと、散策しながら思いました。

庭の草を分けて進んでいると、足元に小さなかわいいリンドウが咲いていました。
長野県の花でもあり、車山高原のある茅野市の花でもあります。


2010-10-17
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

本とコーヒーと紅茶とワイン

山梨・小淵沢のリゾナーレへ行ってきました。

隣の県ですが、ラ・メイジュからは車で1時間20分くらいの快適ドライブコースです。

ハロウィンが近いので、あちこちでジャック・オー・ランタンが迎えてくれました。

お目当ては、ゆったりコーヒーを飲みながら本が読める「ブックス&カフェ」という本屋さん。
色々な専門書や、写真集、絵本など、図書館ではお目にかかれない素敵な本が並んでいて、心ゆくまで贅沢な読書の時間を過ごす事ができました。


近くの紅茶専門店では、様々なフレーバーの紅茶が置いてあり、ソムリエールとして、一番目を引いた「赤ワイン」の茶葉の香りを試させて頂いたのですが…

ごめんなさい、ワインの香りわかりませんでした。

マスカットやみかん等のフルーツティーはとても良い香りでしたよ。


2010-10-16
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

緑茎ルバーブ、赤茎ルバーブ

今年は野菜、果物共に旬が少し遅めなのかな?と感じていましたが、10月中旬になってもルバーブが店頭に並んでいるとは…

さっそく、今年のルバーブジャム造り♪


ルバーブは南シベリア原産のタデ科の植物。暑さに弱いので、長野県は適した栽培地となっています。

赤と緑の違いは、うどんとそば…    
ではなく、遮光して育てると赤い色になるそうです。


ちなみに、今気になっているのが「ルバーブワイン」

フルーツワインの一種なのですが、良く目にする果汁と白ワインを混ぜ合わせたものではなく、ルバーブをワインを造る行程で造った、ルバーブ100%のワインなのだそうです。

アルコール発酵に必要な糖分を、あの独特の酸味のルバーブは持っているのだろうか?と、興味津々なので、さっそく注文してみたいと思います。


とっても余談ですが、今日のブログのタイトルを早口で3回言ってみて下さい。

…私は舌がこんがらがります…


2010-10-15
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

黒猫とワイン

昨日、山梨へ仕入れの釣りへ行ってきました。

夕方、水場で釣り上げたニジマスをさばいていると、どこからともなくキレイな瞳の黒猫がやってきました。

そういえば、去年も会ったよね?


「黒猫」といえば、ドイツワインの「ツェラー・シュヴァルツ・カッツ」が有名ですね。
これはツェル村の「シュヴァルツ・カッツ」(=黒猫の意)という畑の名前なのですが、「黒猫が座った樽のワインは最も出来が良い」という言い伝えから、多くのワイナリーが黒猫をデザインしたラベルで、様々な白ワインを出しています。

私も、人生で初めて飲んだワインはこの「シュヴァルツ・カッツ」だったと思います。そのくらい、日本では親しみのある存在ですね。


日常の様々が事がワインに結びついてくると、ワインは堅苦しくもないし、とても身近な存在だと感じます。

何より笑顔で楽しむのが一番!


2010-10-14
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

食欲の秋〜葡萄編

今、諏訪地方のスーパーや八百屋さんでは、様々な種類の葡萄がずらりと勢揃いしています。

特にナイアガラの香りがふわっと香ると、とても幸せな心地になります。


藤稔、巨峰、甲斐路、ピオーネ、ナガノパープル、デラウェア、ロザリオビアンコ、スチューベン、ナイアガラ…  
と、今年も色々な葡萄を食べましたが、こんなにどれを食べても美味しい年は初めての様な気がします。

きっと、全国的猛暑を乗り切った、秋の恵みのご褒美だと思うので、是非是非、今年の葡萄をご賞味ください。


今年の日本のヌーヴォーも期待していいかな?


2010-10-10
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

クラムボンとコナシのお酒

「クラムボンはわらったよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」
「クラムボンは立ちあがってわらったよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」


小学生の頃、国語の授業でとても印象的だった響き。
3匹の蟹の親子が水面を見上げてお話をしている、宮沢賢治の「やまなし」という童話の一節です。

調べてみると、この「やまなし」とはコナシの実であるという説があるそうで、ラ・メイジュの庭でも赤く色付き始めているコナシの実を見上げて、ふと、蟹の親子の気持ちを想像してみました。


童話の後半で「トブン」と水面に落ちた実を蟹の親子は追いかけてこう話します。

「どうだ。やまなしだよ。よく熟してゐる。いゝ匂だらう。」
「おいしさうだねお父さん。」
「待て待て、もう三日ばかり待つとね こいつは下へ沈んで来る。それからひとりでにおいしいお酒ができるから。さあ、もう帰って寝やう。おいで。」


今年はコナシの実で果実酒をつくってみようと思います。


2010-10-06
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

5大シャトーの力

ソムリエを目指そうとしてから最初に覚えた事、それがボルドーの格付けの5大シャトーでした。
ワインを何も知らない私にとって、シャトーの格付けや畑の格付け等、格式あるフランスのワインの世界にキラキラとした魅力を感じました。

そんな5大シャトーのひとつ、「シャトー・ラフィット・ロートシルト 1964」を飲む機会をこの夏に頂きました。

当館のディナーの際にと、お客様がお持ち込みされたワインだったのですが、お預かりして箱から出した瞬間、まるで憧れの有名人に偶然会ったかの様な緊張で固まってしまいました。

ディナーでサーブさせて頂いた際に、時間と共に変化していくワインを、御一緒にテイスティングさせて頂いたのですが、ディナーの進行と共に、グングンと力強さを発揮していくワインに圧倒されてしまいました。
これが飲み頃のカベルネ・ソーヴィニヨンなんだ!と実感させて頂きました。

そして、何より一番驚いたのは、お酒は飲まないスタッフがラフィット1964だけは、美味しいと言って飲んだこと。
スタッフ全員ビックリでしたが、本人が一番ビックリしていたみたいです。


素敵なワインをありがとうございました。


2010-09-30
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ
< 前へ| 1  2  ...  32  33  34   35  36   ... 38  39  |次へ >
シェフの日記
宿泊プラン一覧

オーベルジュ  ラ・メイジュ

391-0301
長野県茅野市車山高原3413-17
TEL.0266-68-3939
アクセスマップ

ページの先頭へ