ソムリエールのブログ

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食欲の秋〜葡萄編

今、諏訪地方のスーパーや八百屋さんでは、様々な種類の葡萄がずらりと勢揃いしています。

特にナイアガラの香りがふわっと香ると、とても幸せな心地になります。


藤稔、巨峰、甲斐路、ピオーネ、ナガノパープル、デラウェア、ロザリオビアンコ、スチューベン、ナイアガラ…  
と、今年も色々な葡萄を食べましたが、こんなにどれを食べても美味しい年は初めての様な気がします。

きっと、全国的猛暑を乗り切った、秋の恵みのご褒美だと思うので、是非是非、今年の葡萄をご賞味ください。


今年の日本のヌーヴォーも期待していいかな?


2010-10-10
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

クラムボンとコナシのお酒

「クラムボンはわらったよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」
「クラムボンは立ちあがってわらったよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」


小学生の頃、国語の授業でとても印象的だった響き。
3匹の蟹の親子が水面を見上げてお話をしている、宮沢賢治の「やまなし」という童話の一節です。

調べてみると、この「やまなし」とはコナシの実であるという説があるそうで、ラ・メイジュの庭でも赤く色付き始めているコナシの実を見上げて、ふと、蟹の親子の気持ちを想像してみました。


童話の後半で「トブン」と水面に落ちた実を蟹の親子は追いかけてこう話します。

「どうだ。やまなしだよ。よく熟してゐる。いゝ匂だらう。」
「おいしさうだねお父さん。」
「待て待て、もう三日ばかり待つとね こいつは下へ沈んで来る。それからひとりでにおいしいお酒ができるから。さあ、もう帰って寝やう。おいで。」


今年はコナシの実で果実酒をつくってみようと思います。


2010-10-06
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

5大シャトーの力

ソムリエを目指そうとしてから最初に覚えた事、それがボルドーの格付けの5大シャトーでした。
ワインを何も知らない私にとって、シャトーの格付けや畑の格付け等、格式あるフランスのワインの世界にキラキラとした魅力を感じました。

そんな5大シャトーのひとつ、「シャトー・ラフィット・ロートシルト 1964」を飲む機会をこの夏に頂きました。

当館のディナーの際にと、お客様がお持ち込みされたワインだったのですが、お預かりして箱から出した瞬間、まるで憧れの有名人に偶然会ったかの様な緊張で固まってしまいました。

ディナーでサーブさせて頂いた際に、時間と共に変化していくワインを、御一緒にテイスティングさせて頂いたのですが、ディナーの進行と共に、グングンと力強さを発揮していくワインに圧倒されてしまいました。
これが飲み頃のカベルネ・ソーヴィニヨンなんだ!と実感させて頂きました。

そして、何より一番驚いたのは、お酒は飲まないスタッフがラフィット1964だけは、美味しいと言って飲んだこと。
スタッフ全員ビックリでしたが、本人が一番ビックリしていたみたいです。


素敵なワインをありがとうございました。


2010-09-30
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

大吟醸シャルドネ

私の地元でもある新潟のワインをインターネットで注文してみました。

越後ワイナリーの越後シャルドネ。

昨年の大河ドラマ「天地人」で話題となった直江兼続の故郷、南魚沼市にあるワイナリーです。

この南魚沼市には日本酒の「八海山」で有名な八海醸造があるのですが…


宅急便の袋から出て来たのは…    大吟醸!?


箱を開けたらちゃんとワインは出てきましたが、笑ってしまいました。
やはり、新潟はワインよりも日本酒のイメージが強いですね。


2010-09-26
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

プルーンとプラム

ジャム用のプルーンがたくさん届いたので、さっそく種をはずして大きな寸胴へ。最初は味気ない色のプルーン達が、煮込む事でどんどん鮮やかな赤い色に変わってくると、ジャム造りの幸せを感じます。


ところで…

「プルーン」と「プラム」の違いは?

別のものだという認識はありますが、はっきりとは答えられなかったので、調べてみました。


どちらもすももの仲間で、日本すももを「プラム」、西洋すももを「プルーン」と呼ぶのですが…
!!!すもも自体を英語で「プラム」、フランス語で「プルーン」と呼ぶそうで、アメリカ人とフランス人と日本人がこの会話をしたらきっと混乱するのでしょうね。

すもももももも…ならぬ、プラムもプルーンもすもものうち?


そんなプルーンジャムですが、ラ・メイジュの朝食でお出ししています。


2010-09-25
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

十五夜〜ワインとお月様

今日は夕方の雨が空気が澄み渡らせ、雲の切れ間から見える十五夜お月様がディナー中のお客様を楽しませてくれました。

十五夜は旧暦で日付が決まるので、実は今年の十五夜は満月ではなく、明日が満月になります。
ちなみに、来年の十五夜は満月になるそうです。


「月」と「ワイン」も色々な結びつきがありますね。

科学肥料や農薬を使わずに葡萄を栽培する農法「ビオディナミ」では、月や天体の位置などに応じて葡萄の栽培や収穫をします。

また、南フランスのスパークリング「ブランケット・ド・リムー」は、月に引っ張られてワインの泡立ちが良くなるという事から、満月の翌日にワインの瓶詰めを行うという伝統があります。


今日のラ・メイジュから眺める夜空は、月明かりで八ヶ岳の山並みがくっきりと浮かび上がり、足早に流れる雲の切れ間から、月や木星が見えたり隠れたりしています。

人工的な明かりの少ない車山ならではの、情緒豊かな景色に圧倒されました。


2010-09-22
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

リースリングの夕立

車山の夏も終わりに近づき、ここ1週間くらいは、ずっと夕立が続いています。

今日の夕立はめずらしく青空の見えるどしゃぶりだったので、虹が見られるかな♪と期待していたのですが…
期待をすると、なかなか現れてはくれないようです。


夏の夕立のイメージ

「ロラン・シュミット アルザス・リースリング 2008」

ラ・メイジュでは珍しく、アルザス地方の白ワインです。
暑い夏をキリッと引き締めてくれる酸が、まるで、風をひんやりと変えてくれる夏の夕立のようです。


今年は全国的に猛暑で、まだまだ残暑がきびしいと思いますが、皆様、お体に気をつけてお過ごし下さいね。


2010-08-27
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

香りと味の名探偵

先日、NHKで放送された「ワンダー×ワンダー」という番組のテーマが「香りと味の名探偵」というものでした。


世界ソムリエコンクールの準決勝・決勝を扱った番組で、タイトルから受けた軽い印象で見ていたのですが… 
 
感動して涙を流してしまいました。

ブラインド・テイスティングでのただならぬ緊張感や、サービスのテストでの臨機応変な対応。
コンクールでの優勝をかけた擬似サービスなのに、その内面にはエンターテナーとしての素晴しい誇りがハッキリと見えて、改めて素敵な職業だなと思いました。


でも、私には名探偵には向いていないので、お客様とワインを結ぶ第三者としての役割…   
そう、ジョン・H・ワトソンを目指します!


2010-07-28
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

梅雨の贈り物

ラ・メイジュの小さな小さな畑には、ハーブが少し植えてあります。

畑の外へどんどん家族を増やしていく力強いミント、暖かくなってきて控えめに成長しはじめたタイム、2度の冬を越えて一層強くなってきたシブレット。

梅雨に入ってからの雨で成長著しいハーブ達ですが、シブレットがひとつだけ小さなつぼみを付けていたので、いつ咲くのだろうと心待ちにしていました。

今日、雨が降り出す前に少し草取りをしていたら、なんてかわいらしい紫色の花が!

携帯やメールの普及で便りを待ったり、待ち合わせをしたりという事がめっきり少なくなりましたが、「待つ」ということのささやかな楽しみを思い出すことができたような気がします。


次は何を心待ちにしようかな。


2010-07-03
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ

2010 W杯 ワイン会

今週は親しい人を招いて、ワイン会を行いました。
テーマは「ピノ・ノワールとシャルドネ ワールドカップ2010」

調べてみると、今ワールドカップで熱戦を繰り広げている32ヶ国のうち、27ヶ国がワインを造っているといういう事なので、そのうちの5ヶ国のワインをブラインドテイスティングで予想してもらいました。

用意したのは、今回のW杯から5大会さかのぼった開催国の「南アフリカ」「ドイツ」「日本」「フランス」「アメリカ」の5本。(正確には韓国も…なのですが、これからの韓国のワイン造りに期待をして今回は用意しませんでした)

皆さんお酒好き… そして仕事でワインに携わっている方も多いので、真剣に、そして楽しくテイスティングして頂けた様です。


ソムリエールとしての初めてのワイン会を開かせてもらいましたが、「笑顔で楽しんでもらうためのワイン」そして、その笑顔を引き出すのがソムリエの大切な役目なんだなという事を改めて実感しました。

これからも、たくさんの方に笑顔になってもらえるよう、がんばりたいと思います。


2010-06-19
信州車山高原の宿泊できるレストラン オーベルジュ ラ・メイジュ
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